今日はまず3時間目に、2年生の「英語文法Ⅱ」を見せてもらいました。
「英語文法Ⅱ」は、本校独自の科目で、1年の「英語文法Ⅰ」で学習した英文法の基礎の上に、
目的や場面に応じて、英語で文章を書く能力を伸ばし、
積極的に英語を使って表現してみようとする意欲を育てることを目標としています。
自主制作のプリント使って、2月に全員受験する予定の英語検定の練習を行いました。
実際に出題された問題を使いながら、分詞(現在分詞、過去分詞)の活用、
toなどの前置詞の活用などについて、理解を深めていきました。
続いて4時間目に、2年生の「数学Ⅱ」を見せてもらいました。
テーマは「指数」。aを3個かけたものを、「aの3乗」と言いますが、この「3」を「指数」と言います。
中学校までは、指数は、1,2,3,4・・・の「自然数」に限定されますが、高校ではこの範囲を広げて考えます。
指数の計算をするときの規則である「指数法則」を根拠にして、指数を「0」、「マイナスの整数」、「分数」と拡大していきました。
「マイナス乗は、分数。」「分数乗は、累乗根」になる理由を丁寧に説明していき、演習問題で理解を深めていきました。
最後に6時間目に、2年生の「古典」を見せてもらいました。
教材は、「源氏物語」の「若紫」。
前回のあらすじを確認した後、今日の段落を、全員が起立して音読しました。
古文に限らず、声に出して読むことは、とても大切な活動だと思います。
続いて、本文の解釈を、文法事項にも気をつけながら、行いました。
今日は、童女の衣装についての記述が多く、その中の「襲(かさね)」(裏地のある服)の例として、
教員が、今日自分の着ているシャツの袖が、襲になっていることを示しました。
(この日のために、わざわざ着てきたそうです。
「山吹色」のネクタイも探しましたが、なかったので、生徒さんの持っている袋で代用しました。)
資料集にも載っていますが、実物を見て理解することも、大切だと思いました。