今日の授業見学(15日目)

今日は、まず2時間目に1年生の「現代社会」を見せてもらいました。

テーマは「国民主権と権利と正義と平等」

「国民主権」では、エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)のゲティスバークでの演説を紹介し、

有名な「人民の、人民による、人民のための政治」(Goverment of the people,by the people,for the people)が、

それぞれ、国民主権、民主主義、国民福利主義に相当することを学びました。

次に「権利」では、英語のrightの持つ意味の中に、①右 ②正しい の他に ③権利 があること、

「正しい内容の法」が「法の支配(Rule of law)」につながることを学びました。

「正義」では、正義の女神 ユスティティア(Justitia)の肖像を見ながら、

その特徴である ①目隠し ②左手の天秤 ③右手の剣

が、それぞれ①外見に惑わされない=公平 ②事実の軽重を測る=公正 ③法に従わないものを処罰する=権力

を表していることを学びました。

今日の授業は、たくさん英単語が飛び交いました。大きく正しい発音で、教員が音読していたのが印象的でした。

 

次に、4時間目に2年生の「理科総合B」を見せてもらいました。

植物の「光屈性」(光の方向に向かって曲がって成長する)が起こる理由を、

過去の様々な実験を通して考えていきました。

まず1880年のダーウィン(イギリス)が行った、

先端を除去したり、先端をスズ箔で遮光したり、透明キャップをつけたり、先端以外を砂に埋める、実験について、

その結果を予想し、そこから分かることとして、

・成長には、先端が必要

・先端で光を感知

・先端からの「指令」が下に伝わって屈曲

することを導きました。

また、 1913年のボイセン=イェンセン(デンマーク)が行った、

先端を切りゼラチンをはさむ、光の側に雲母片をさす、光と反対側に雲母片をさす、実験について、

その結果を予想しながら、

・成長促進物質が存在する

・成長促進物質は先端で作られ、光と反対側に移動し、下降する

ことを導きました。みんな積極的に、結果を予想していました。

 

続いて5時間目に、3年生の「数学発展」を見せてもらいました。

「数学発展」は、本校独自の科目で、「数学Ⅰ」「数学A」の内容を確認しながら、

より高度な内容を学習するために必要な能力を養成し、数学に対する興味・関心を高めることを目標にしています。

今日は、二次方程式の解法について、復習していきました。

何気なく使っている「解の公式」の意味を詳しく説明しながら、

数学では「あたりまえ」ではなく、「なぜそうなるのか、疑問を持つこと」が大切であることを強調しました。

その後、二次方程式の問題演習を行い、理解を深めていきました。

 

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