上本町のたかつガーデンで、日本教育会大阪府支部の研究講演会がありました。
講師は、北原保雄様で、「新語が辞書に載るまで」という演題で、お話していただきました。
北原様は、国語学者・言語学者として、日本語に関する単独の著書や監修を務められた著書も多数あります。
筑波大学名誉教授(元学長)で、現在、新潟産業大学学長及び日本教育会の会長を務められています。
若者言葉をはじめとして、新語が巷間にあふれています。
ほとんどの新語がすぐに消えていく中、いつまでも生き続き、定着するものもあります。
そして多くの人が使い、どういう意味かを辞書で調べたいと思うになれば、辞書に載せなければなりません。
しかし辞書に載ったからといって、その言葉に市民権が与えられたわけではなく、
掲載後も、辞書で引かれる可能性が高い言葉だからこそ、載せられることになります。
最近の新語の実態と、どんな言葉が辞書に載るかについてご講義いただきました。