秋の授業見学(23日目その1)

今日は、1時間目に、3年生の「現代文実践」を見せてもらいました。

「現代文実践」は、本校独自の科目で、大学入試に出題された様々な文章を鑑賞することにより、

物の見方、考え方、感じ方を深め、読解力を養うとともに、現代の諸問題を学習し、問題意識を持つことを目標としています。

教材は岩井克人の「会社はこれからどうなるのか」。

著者によるとは、資本主義とは、差異によって利潤を生みだす運動であり、

商業資本主義、産業資本主義、ポスト産業資本主義のそれぞれの時代で、差異性とは何かについて、述べていきます。

なかなか、難しい内容なので、教員が最初に

「皆さんは、儲けるとすると、どうする?」→生徒の答え「働いて、貯金する」「何かを売る」など

「商品を売るとすると、どうして値段を決める?」

 →「仕入れた値段より、ちょっとだけ高く」「材料費、自分ががんばった分、儲けを加える」など

「商品がないとすると、何を売る?」→「?」

「商品がないと、労働力を売ることになる。会社はどうやればもっと儲かるか、考えたことはあるか?」

と、身近な質問とプリントで、予備知識を説明したうえで、問題をやっていきました。

15分ほど、自分で考えた後、前に出てその答えを発表し、教員が解説・採点していきました。

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