授業見学をしながら考えたこと

今日は3年生の古典、実用国語の授業を見学しました。古典は、韓非子「侵官之害」を取り上げていました。韓非子は百家争鳴の人物による漢文で、高校時代に学んだような記憶があったなぁと思っていました。

漢文なので、はじめは先生からの解説があり、読解を指導していました。徹底した法による統治についての内容を読み解くことが必要なのですが、授業では生徒たちに、「法による厳格な統治」と「仁義、情や心での統制」との考え方の違いについて意見を持つことを求めていました。そして他者との意見の交流や違いを理解することなど、主体的で対話的な深い学びをベースにした授業でした。生徒の意見を聞いていると「法がなければいけない。」、「法で縛ることは権力者を守るだけ。」などと様々な意見を述べ合っていました。

生徒たちには、これから生きていくうえで、意見の衝突や交流、そして今回のような韓非子の法治について学んだことが、どんなふうに生きていくのだろうかと考えながら授業を見ていました。答えを覚え、早く正解を出す学習ももちろん必要ですが、こんなふうに文章を読み込み、理解し、自身の経験を重ねたりして考えてみる勉強も大切であると思っています。

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