３年生の選択科目「総合英語」の授業を見学してきました。英語の教員とウェールズ出身の教員による授業です。生徒たちは英文を読み、その後で自分で考え、英語で表現する学習活動をしています。
この時間では、「SDG'ｓ（持続可能な開発目標）」について理解を深めたあとは、自分の考えを生徒たちは英文にします。この授業では自分で考えるということが大切で、唯一の正解を導き、覚えるといった学習活動ではありません。
日本語もできる英語の先生ですが、生徒には英語で解説、指導を行っています。
自分の考えを英文で完成させた後は、他の生徒との交流です。他者の考えについて理解し意見交換をして、自分なりに考える。少し難しい課題であり、学習活動でした。しかし授業のなかでのこのような取組みは、英語の力を伸ばすだけでなく、小さな一歩かも知れませんが、生徒の学力と可能性を大きく伸ばしていくことにつながっていくと思い、とても感心して授業を見ていました。生徒たちの授業が終わったあとの表情からも、充実感と満足感があることがよくわかりました。