期末考査も終わり、あとは終業式を待つだけになりました。校内の様子を見てまわりました。図書室では、3年生の現代文実践Aの授業をしています。
緑風冠高校は図書室が校舎の中心にある構造であり、沢山の蔵書があるだけでなく、学習スペースとしてとても利用しやすい、よくできたレイアウトになっています。授業では川上弘美さんの「離さない」を生徒たちが順に音読をしています。なかなか面白い短編小説ですね。こうして図書室での勉強は生徒の雰囲気もよく、いいものです。
入試では記述式問題の導入が見送りになりましたが、読解力、理論的な記述力などは、学校教育のなかでこれからも養成すべき力です。たくさんの生徒たちがこうして図書に触れる高校生活を送ることも、ひとつの手段になると考えています。