奨学金の申請

今週は、3年生の大学等進学予定者が奨学金の申し込みをしています。学生支援機構という、多くの生徒が利用する予約奨学金ですが、この奨学金はスカラネットという独自の入力システムにより手続きをします。こちらがそのスタート画面です。

学校のLAN教室で3年生の生徒たちは、端末を利用して入力しますが、混雑を避けるため入力日がクラス別に指定されてます。あらかじめ入力する項目や内容を保護者の方と相談しておき、(1か月前に配られた)手続き用の冊子に記入して準備していれば、早い生徒では30分程で終わります。なにもしていないと・・・2時間近くかかります。

私も途中まで入力してみました・・・何年か前はこんな画面でなく、もっと大変でした。やってみると少しは改善されています。それほど難しくはありませんが「奨学金」という、お金が絡む手続きのため、生徒たちにとっては難解な法律語ぽい用語も出てきて大変そうでした。

そこで、担任と副担任、そして奨学金担当の先生2人の4人体制で入力のお世話をしています。私にも生徒から「教えてください」なんて聞いてくるので、相談にのってきました。

このスカラネットは、生徒が自宅でPC(ネット利用とプリンターが必須)からの入力もできるという設計になっています。しかし、多くの学校ではこうして担任や担当の先生が入力時に生徒の支援をしないといけないのが現実です。ほんとうに大変です。

私も学生時代は、学生支援機構の前身である日本育英会の奨学金などのお蔭で、大学で勉強することができました。生徒たちには、こんなふうに自分で責任を感じながら入力をすることで、自覚が芽生え、将来の目標に向かって勉強にさらに頑張って欲しいと思いました。

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