今日は3年生地理Bの授業でフィールドワークをしました。私も生徒たちと一緒に行ってみました。
はじめのうち、生徒たちは「校長先生~、寒いから行きたくないぃ~」なんて言っていましたが・・・
グループになって自転車に乗れば、この写真のとおり、とっても楽しそうですね。目的地はグループ別で、学校周辺、野崎駅、四条畷駅などに別れています。私は北条公園方面の生徒たちと一緒に行きました。
北条公園は大東市の防災拠点にもなっているようです。ハザードマップを見ながら防災関連の設備をみんなで探してみると・・・ありました!
文字が消えかかっていますが、「防火水そう」と書いてあります。
おやっ、何か倉庫もありますよ。
調子が出てきました。
北条中学は災害避難場所に指定されていますね。生徒たちは、だんだん防災についての意識が高まってきたようです。次々に見つけることができました。
意識してみると地域にはたくさんの防災設備があることに気づきました。「星の王子さま」のキツネの名言にもありますが「肝心なものは目では見えない」というフレーズみたいな感じで、ちょっと意識していくと、いままで見えていなかった大事なものが見えてくるものですね。生徒たちのこうしたフィールドワークで得た意識は、役立つ知識になっていくことでしょう。
最後におまけ。生徒たちは北条公園で三好長慶と千利休の気分を味わいました。
地理Bの授業内容は(いわゆる受験に必要な)「日本や世界の地形、事象や自然など」について学ぶだけでなく、自然災害や防災について学ぶことになっています。今年、緑風冠高校は「※ユネスコ協会 減災教育プログラム」の実施校に選ばれており、社会科で防災・減災について学習しています。
※ 詳しくはユネスコ協会のウェブサイトをご覧ください