「社会と情報」の授業を覗いてきました。
この日は、アナログ情報である音や画像をデジタル化する仕組みについての学習です。
音であればアナログ信号である音波を一定の時間間隔で区切り、その時の電圧を1,2,3,4,・・・の整数値で表し、コンピューターが理解できるよう数値を2進数に変換します。時間間隔を短く(細かく)するほどより正確な数値の密度が濃くなるので、より研ぎ澄まされた音に近づいていくのがわかります。
画像の場合は、一定の大きさの画像を等間隔のマス目(画素)に区切ります。マス目の中心の色を画素の色とします。それぞれの色を音と同じように1,2,3,4・・・の整数値で表します。コンピューターが理解できるよう数値を2進数に変換します。画素を細かくすればするほど、やはり音と同じく正確な数値の密度が濃くなるので、より研ぎ澄まされた画像になります。
普段当たり前のように聞いている音響や映像がどのようにして届けられているのか、中身を知ることでなんだか人に優しくなれたような気がしました。