今日は、1時間目に1年生の「現代社会」、3時間目に同じく1年生の「情報C」の授業を見せてもらいました。
「現代社会」では、消費者として知っておく必要がある内容について学びました。
最初にクイズを行いました。
「物を買うときに、契約が成立するのはどの時点か。」
①店員に「これをください」と言ったとき。
②契約書にサインしたとき。
③お金を払ったとき。
④商品を受け取ったとき。
さて何番でしょうか。(正解は、いずれまた。実は、私も間違ってしまいました。)
次に「クーリング・オフ制度」(訪問販売などでの契約を無条件で解除できる制度)について、学びました。
ただし、契約から8日以内で、書面で通知する必要があります。
(その会社に、はがきで、記録用に両面をコピーして、さらに簡易書留で送るのがいい)
次に「多重債務」(複数の金融業者などから借金して返済が困難になること)について、学びました。
「50万円を年利20%で借りて、5年間ほっておいたら、一体借金はいくらになるか」
という問題を考えました。私は数学ですので、生徒ができないとどうしようと思いましたが、
さすがは緑風冠生、答えを導き出してくれたので、ホッとしました。(正解は124万4160円。約2.5倍にもなります。)
「情報C」では、知的財産権(著作権や特許権)について、学びました。
文化や産業が発達するためには、小説や音楽、発明やアイデア、デザインなどを、
最初に考えた人の権利や財産を守らなければなりません。
プリントを使っての解説を受けた後、理解度を確認するために5分程度の小テストを行いました。
カラオケBOXが日本音楽著作権協会に払う金額など、日常生活に出てくる著作権の例なども交えながら、
理解を深めていました。