今日は、6時間目に避難訓練を行いました。地震が発生し、さらに出火したとの想定で、
14:05 地震発生 放送で「地震発生 揺れが収まるまで待機せよ。」との指示を受け、
教科担当者が、生徒に
①出口の確保(前後のドアを開ける)
②窓から離れる
③頭部の保護(机の下に入る) ように指示を行いました。
14:06 揺れが収まった後、放送で「化学教室より出火。直ちに避難せよ。」との指示を受け、グラウンドへ避難を開始しました。
通報から全員避難完了まで、8分以内を目標としていましたが、
1年生:5分38秒、2年生:6分38秒、3年生:7分24秒7分24秒で完了しました。
3年生は、校舎がグラウンドから一番離れていて時間がかかるのですが、点呼の時間にもっと短縮できたと思います。
続いて大東市消防署員の方から講評をいただきました。
「スムーズにできていたが、3年生に避難時の話声が多かった。実際に起こった場合はパニックになる危険性があるので静かに行動すること。」
生命を守るポイントとして、
①身の安全の確保:机や丈夫なテーブルの下に隠れる
②あわてて外へ飛び出さない:看板などが落ちてきてケガをする可能性がある
③火の始末は素早く:近くに火があればすぐに火を消す、火から離れている場合は身を守るのが先
④ドアか窓を開けて脱出口を確保する:建物に閉じ込められないために
⑤家具から離れる:家具が倒れてくる可能性があるので
⑥室内のガラス破片に注意:スリッパや靴をはいて行動
⑦火が出たらすぐに消火:火は小さいうちに、燃え上がらないうちに消してしまう
⑧協力してけが人の応急救護:すぐに救急車は来ない
⑨隣近所と声を掛け合う:協力体制をつくる「遠くの親戚より近くの他人」
⑩正しい情報を入手する:正しい情報にもとにして行動する
まとめとして、地震や火事が起こったとき、いかに冷静に平常心で行動するかが大切であることを教わりました。
その後、2、3年生は教室に戻って大清掃、1年生は消火器を使って消火訓練を行いました。
消火器の取り扱い方は、大東高校の卒業生で、現在消防署に勤務している坪井さん(体操部OB)が説明してくださいました。
①「火事だ!」と叫ぶ ②火の近くによる(2~3m) ③黄色のコックを抜く
④ホースを火の手元に向ける ⑤履くように噴射
がポイントであることを教わり、各クラスから代表が消火器を持って訓練を行い、本日の訓練は終了しました。