今日、午後2時から、大阪府教育センターで、「第6回研修支援及び校内研究推進に係る研修会」がありました。
この研修は、各市町村教育委員会や小中学校で、授業力の向上に取り組んでいる人たちを対象に行われているもので、
今日が最終回でした。
その中の第2部のパネルディスカッション「大阪における授業づくりの方策」に、パネリストとして参加しました。
約300名の参加者を前に、
1.なぜ授業改善に取り組んだのか
2.授業改善にどのように取り組んでいるのか
3.授業がどのように変わったのか
4.授業が変わることによって子どもがどう変わったのか
5.大阪における授業づくりの課題
について、
・4月当初に、「チーム緑(Ryoku)風冠」としての取組みの一環として「授業力(Ryoku)の向上」を掲げたこと
・しかし高校の授業改善の課題として、「教科(の専門性)の壁」があること
・年2回の校内授業研究週間において、「自己評価」「相互評価」「生徒評価」や研究授業と研究協議を行っていること
・その研究協議で「教科の壁」を超えるテーマとして「生徒の活動を効果的に引き出す工夫について」を設定したこと
・その際、生徒の活動と教員の活動を客観的に分析するツールとして、「S-T分析」を活用したこと
・部活動や学校行事等の、生徒や教職員及び保護者の活き活きとした活動を「校長ブログ」で紹介していること
・授業力の向上に向けての取組みや、日々の授業の様子も「今日の授業参観」として「校長ブログ」で紹介していること
などの緑風冠の取組みをお話ししました。
そして、まとめで、部活動や文化祭や体育大会などの学校行事だけでなく、
学校説明会でも、生徒たちに説明や部活動体験などを任せるなど、
様々な場面で生徒たちに、皆さんが主役だというメッセージを送ることで、
生徒たちの活き活きとした活動を引き出そうとしていること、
さらに授業で「生徒の活動を効果的に引き出す工夫」を行うことで、授業でも「皆さんが主役だよ」ということを呼びかけていきたい。
ということを、私のメッセージとしてお伝えしました。