午後2時から、職員人権研修を行い、常磐会学園大学 佐谷 力教授をお迎えして、
「保護者とのより良きかかわりのために」について、ご講義をしていただきました。
まず保護者とのかかわりの目標は、
・ つながるため
・ (たとえ厳しいことでも)心に届けるため
であること、カウンセリング技法として、
①「うなずき」聴いていることを伝える、共感を伝える(相手のテンポに合わせて)
②「くりかえし」‥理解していることが伝わる(わかってくれている)。
③「共感」‥心配している気持ちが伝わる「それは大変やったね」「それはつらいね」
④「受容」 ...ほめる、合わせる(信頼感)
の大切さを、2人1組での実習を交えて教えていただきました。
規律指導と教育相談がめざすところは同じであること、すなわち
・ 自立(自律)して生活できる
・ 社会の輪の中に参加できる(ルールを守れる、参加するエネルギーがある)
最後にまとめとして、保護者とのかかわりの基本「かきくけこ」
・「か」顔を見て ・「き」共感うなずき ・「く」くりかえし ・「け」傾聴してから ・「こ」攻守交替
を教えていただきました。
また本日の研修では、株式会社 タカギ 様から、寄贈していただいた大型液晶タッチパネルを活用しました。