昨日に引き続き、近畿地区高等学校長協会連絡協議会が開催されました。
今日は、まず滋賀県からの協議題「高等学校入学者選抜の現状と課題」について、協議を行いました。
大阪府では今年度末から、普通科総合選択制をはじめとするすべての普通科で、前期後期の2回、選抜が実施され、
来年度末の選抜では、学区が撤廃されるなど、毎年そのあり方が、議論されています。
他府県でも同じような状況で、兵庫県では、平成27年度入試から16学区から5学区に変更されて実施されたり、
和歌山県では、平成21年度から、前期・後期制を廃止し、3月中旬の一般入試は1回になるなど、
(ただし特別選抜が2月上旬、スポーツ推薦が3月中旬にあります)
様々な方法が、検討・実施されています。
続いて、大阪府からの協議題「高等学校における特別支援教育体制の現状と課題」について、
協議を行いました。
大阪府では、平成21年度の「大阪の教育力」向上プランにおいて、
・全校に校内委員会を設置、支援教育コーディネーターを指名(平成23年度)
・全校で「個別の教育支援計画、個別の指導計画」の作成・活用(平成24年度)
が示され、本校も推進しております。
また、府内11校に「知的障がい生徒自立支援コース」、4校に「共生推進教室」が設置されております。
他府県の状況は様々ですが、私の印象では大阪府の取組みは進んでいるなと感じました。
本校でも生徒相談委員会を中心として、必要に応じて、今後とも十分なサポートを実施していきたいと思います。
2日間にわたり、学校を離れ、協議会に参加させていただきました。
夏季休業中とはいえ、私が安心して学校を離れることができるのは、
生徒や教職員の皆さんのおかげと感謝しております。
多くのことを学び、また他府県の校長先生方とお話しできたのは、とても有意義でした。
この2日間で学んだことを、今後の緑風冠の教育活動に活かしてまいりたいと思います。