今日は、1時間目に1年生の「古典」を見せてもらいました。
教材は徒然草「高名の木登り」ですが、形容詞と形容動詞について、自主制作のプリントを使って学習しました。
形容詞は、前回のまとめで、「ク活用」「シク活用」の活用の種類と、活用形の確認を行いました。
形容動詞には、「静かなり」などの「ナリ活用」と、「堂々たり」などの「タリ活用」がありますが、
注意しなければならないのは、「学者なり」などの、「名詞+なり(助動詞)」との違いです。
そのことを、漫画「キテレツ大百科」に登場する「コロ助」の絵を示して、
彼がよく使う「~なり」というセリフ、例えば「吾輩は、コロ助なり」は、形容動詞か、そうでないかについて説明しました。
その後、枕草子や徒然草の文章に出てくる、形容詞と形容動詞について、その活用の種類と活用形についての練習を行いました。
続いて、2時間目に3年生の「英語Ⅱ」を見せてもらいました。
今日のテーマは「無生物主語」。
これは日本語にはない表現で、人間以外のものを主語にして、それが人間に与える結果について、表現するものです。
例えば、「この薬を飲むと、調子が良くなるよ。」は、「この薬は、あなたを調子良くするだろう。」と考えて、
「This medicine will make you feel better.」となります。
このような表現を、プリントを使って、正しい表現となるように、「無生物主語」「動詞」「人」「結果・内容」の組合せを考えました。
中でも面白かったのは、「なんでお前、そんなアホなこと言うてん。」は、
「何があなたに、そんな無意味なことを言わせたのか。」と考えて、
「 What made you say such a nonsense?」となります。
難しい表現ですが、生徒たちは、とても興味深げに、問題を解いていきました。