続いて、3時間目に、1年生の「現代社会」の授業を見せてもらいました。
今日のテーマは「民主主義の課題」。
民主主義の理想は、「みんなで決めて、みんなで受け入れる。」
つまり「話し合いによる全員一致」ですが、現実にはなかなか難しいため、多数決が用いられるようになりました。
しかし、多数者の意見が必ずしも正しいとは限らないので、決定の質を高めるためには、
言論の自由を保障する必要があります。
このことを、生徒たちの考えを聞きながら、まとめていきました。
さらに、民主主義は一歩間違えると、独裁政治にもなることを、
第一次世界大戦後の、イタリア、ドイツを例に学習していきました。
その際、プロジェクターを使って、教科書の内容を大きく提示して、生徒の理解を助ける工夫をしていました。