今日はまず、3時間目に2年生の「英語Ⅱ」を見せてもらいました。
2年生は全員、3学期に英語検定を受験します。
実際の問題を、プリントを使って練習しました。
「植物の葛(くず)は、アメリカで1920~30年代は、有益であるとして、盛んに植えられていたが、
アメリカ南部の気候が、葛に最適なため、成長しすぎてしまい、現在では、駆除に追われている。」
という内容でした。
まず、自分で練習問題を解答した後、
重要な文法事項や、単語、活用形などを丁寧に解説しながら、
生徒に問いかける形で、一文一文、解釈していきました。
単に訳すだけでなく、身の回りの言葉と結び付けながら、いろいろな関連する重要事項を学ぶことができていました。
続いて、5時間目に2年生の「物理Ⅰ」を見せてもらいました。
教材は「蛍光灯」。教室内にもある蛍光灯がなぜ光るか、その仕組みを、電子の流れに注目しながら、学んでいきました。
まず、蛍光灯のスイッチを一度消し、しばらくしてから、スイッチを入れると、パチパチと光った後、点灯することを確認しました。
なぜそうなるのか、
(1)スイッチを入れると、点灯管が放電する。
(2)放電の熱で、点灯管内のバイメタルが曲がり、回路に電流が流れる。
(3)放電が終わると、バイメタルが元に戻り、蛍光灯に接続しているチョークコイルが高電圧になる。
(4)蛍光灯内のフィラメントから出た電子が、水銀蒸気にあたり、水銀蒸気は紫外線を出す。
(5)紫外線が、蛍光灯内壁の蛍光物質にあたる。
(6)蛍光物質が、可視光線を出す。
と、なかなか複雑な仕組みですが、丁寧に解説していきました。