続いて、4時間目に、3年生の「現代文」の授業を見せてもらいました。
教材は森鴎外の「舞姫」。
今日は、豊太郎が、友人の相沢からの手紙を受け取り、大臣に会いに出かける場面を学習しました。
手紙を受け取ったとき、なぜ豊太郎は「茫然」としたのか。生徒たちは、いろいろと答えてくれました。
・このチャンスを逃すと、出世できないかもしれない
・子供ができるから、お金が必要
・でも、エリスと別れなければならないかもしれない
・でも、エリスを捨てることはできない
など、豊太郎の心情を述べてくれました。
続いて、豊太郎を送り出す時のエリスの心情を、読み取っていきました。
私は教科書を持っていませんが、教員の身振り手振りを交えた解説は、臨場感にあふれ、
とてもよく、二人の心情を理解することができました。