府教育センターは、「大阪の教育力」向上プランに基づき、
平成21年度から、全府立学校への訪問指導を実施し、
研究授業における指導助言などのサポートを行ってきました。
緑風冠も昨年11月、英語による研究授業でお世話になりました(詳細は、こちらをクリック)。
従来は年1回の訪問でしたが、今年度から、継続して支援を希望する学校に対し、
複数回の訪問による「パッケージ研修支援」を行うことになり、
緑風冠も、授業力向上への取組みの一環として、希望することにしました。
今日の15時30分から、その説明会が府教育センターでありました。
「パッケージ研修支援」とは、府教育センターと学校との連携により、
学校のニーズに応じたオーダーメイドの研修を実施するものです。
各学校の「めざす生徒像」の実現に向けて、指導主事等による複数回の学校訪問により、
①課題把握(Reserch)・・・授業評価の分析等による学校の課題の把握、研修の方向性の決定
②校内全体研修(Vision)・・・学校の課題や研修の進め方について、教員の共通理解を図る
③指導案作成・検討(Plan)・・・研究授業実施に向けて、指導案を一緒に作成
④事前授業(Do)・・・研究授業実施に向けて、指導案を一緒に検証
⑤研究授業(Check、Action)・・・具体的に授業を実践するとともに、研究協議によって共通理解を図り、日々の授業に反映
の「R-V-PDCAサイクル」を通じて、教科や学年の枠を越えた「授業改善」をサポートしていただけます。
説明会における、カリキュラム研究室 蛭田室長の
「これは、『こうすればよかったですね』の過去形の研修ではなく、『このようにしていきましょう』の未来形の研修です。」
のお言葉が、とても印象に残りました。ぜひ一緒に、「授業力の向上」に取り組んで行きたいと、強く思いました。
緑風冠では、昨年度から「生徒の活動や考えを引き出す」には、どのような授業を行えばいいかを検討しています。
今年度、府教育センターの「パッケージ研修支援」を受講しながら、この課題解決に向けて、取り組んで行きます。
その経過等については、このブログ等で、紹介していく予定です。