今日は、3時間目に3年生の「古典」を見せてもらいました。
教材は「大鏡」。今日は「肝だめし」の段を学習しました。
花山天皇が、五月下旬の激しく雨が降る夜に、
「今夜は、ひどく気味の悪い夜のようだ。(人けのない)遠く離れた所へ一人で行けるだろうか。」とおっしゃったところ、
(皆は)「とても参れません。」と言ったのに、藤原道長は、「どこへなりとも参りましょう。」と言ったので、
それならということで、天皇は、道隆、道兼、道長の三兄弟に、肝だめしを命じた。
というのが、今日の内容です。
生徒による音読の後、「まかる、おはす、仰す、奏す」などの尊敬語や謙譲語に注意しながら、
本文の解釈を行いました。
併せて教科書に載ってある藤原氏の系図や、宮中の建物の配置図を参考しながら、理解を深めていきました。