いつも校長ブログをお読みくださり、ありがとうございます。「緑風冠高校の周囲の歴史」などを紹介するシリーズも7回目になりました。
今回は、大東市の有名人をご紹介いたします。
こちらの方です。市役所の入口に立派な像があります。
天下人「三好長慶」とあります。
室町幕府以降の戦国時代で、はじめて天下統一した人物といえば織田信長であると思われていますが、実はこの三好長慶こそが天下統一した最初の武将でなのであります。詳しい解説と歴史はネットなどで調べていただくことにして、この三好長慶は緑風冠高校から見える飯盛山城を居城にして天下統一した人物なのです。こちらが飯盛山です。
学校からいつも飯盛山がよく見えます。
飯盛山城に入城した三好長慶は、畿央圏を支配する強大な武力を有し、足利将軍を擁立せず京を支配するなどの功績を残し、武将として天下を支配しました。またキリスト教の布教にも協力的であった文化人と言われています。しかし混乱の世、その実権を行使するまえに家臣など戦死や謀反により力を失いました。その結果、今日の高等学校の日本史の教科書にはその名がひっそりと載る程度の知名度になってしまったという訳です。ちなみに緑風冠高校の使用する日本史Bの教科書には載っていませんので、次回からは掲載されている教科書を使用してもらいたいと考えています。
それでも大東市と言えば、三好長慶です。最初の天下人として覚えておくべき人物であります。ちなみに大東市には市民としての住民票があるそうで、1522年生まれとありますから、もうすぐ500歳なんですねぇ。校長としては、三好長慶武将をNHKの大河ドラマに取りあげていただければ、大東市にとって、そして緑風冠高校にとっても、いい話なのになぁなどと思っております。応援しましょう!