保護者の皆様からいただいた質問にお答えするブログです。
Q8 濃厚接触が短縮されましたが、いつからですか。
A8 ニュースなどでは首相が２８日に短縮について表明していました。その後、厚生労働省が２８日付けで全国の厚生部局長あてに通知をしました。その通知を受け、府健康医療部が関係部局あてに３０日付けでの通知を行い。大阪府教育委員会が３１日に各学校あてに通知（指示）をしました。
このなかでは
「濃厚接触での出席停止は、陽性者との最終接触日を０日として、翌日から７日間とする」、となっています。これは現在、濃厚接触で出席停止としている生徒も対象になるとされており、遡及して扱います。２月１日から、順次、ご連絡しております。
Q9 学校で濃厚接触と判定された場合と家庭での感染での期間が違うようですが
A9 学校で濃厚接触と判定された場合は、学校での教育活動での接触日を起算するからです。翌日から７日間となっています。家庭での場合は、少し複雑ですので、保健所の判断をもらう必要があります。
一例として、きょうだいが陽性になれば、同居家族なので生徒を濃厚接触者として判断します。高校生の年齢の場合は、同居であっても無症状である場合もあり検査を受けない場合がありますが、陽性になった同居のきょうだいよる感染リスク期間が７日であると考えます。つまり７日目にでも感染してしまう可能性があると考えて、その翌日から、さらに７日間の出停になります。つまり２週間の出席停止となります。しかし、保健所が自宅での感染症対策や隔離（大げさに完全にしないといけません）を判断して、最終接触日が確定できるようであれば、その日から７日後まで出停ですが、この確定と判断は保健所になりますので、必ず保健所に相談してください。
私がこれまで知っている事例では、父がホテル療養とか完全に分離された場合などは、起算日がわかりやすく、期間が決まり２週間より短くなっています。陽性者が若く症状が軽い場合などで、部屋を分けていというだけでは、どうやら感染リスクが高い期間と考えられています。
Ｑ１０ 学校での活動（とくに体育）で感染した
Ａ１０ 生徒たちは持久走で感染したとか言っているようですが、濃厚接触者となる条件でないもとでのグランドでの体育の授業を行っています。濃厚接触と判定するのは、「飛沫が飛びやすいとされる食事時間での対面・至近距離・会話」「マスクを外して１ｍ以内１５以上の接近」「換気のない空間で長時間」が該当します。
本校では、循環型のエアコン、換気扇、教室対角の窓換気を行っておりますので、教室での教員の指導のもとでは保健所、教育委員会の判断からは濃厚接触になりません。グランドでの活動にも教員が指導のもとでは、濃厚接触とはなりません。危険なのは、飛沫が飛びやすい食事です。おやつぐらいでも、楽しくおしゃべりしているようですが、とても危険と言われています。
Ｑ１１ 誰から感染したのか教えて
Ａ１１ 申し訳ございませんが、教えること、そして誰の濃厚接触かも教えることはできません。以前のブログでもお知らせしましたが、本校での陽性者は多くなっています。感染経路は不明がほとんどですが、一番多いのが兄弟、家庭が陽性になっての感染です。学校で食事中の油断で濃厚接触になった場合の生徒でも、ほとんどの生徒は感染していませんが、若干の感染例もあります。ほんとうに注意してもらいたいです。
学校では、校内での教育活動を中心に濃厚接触を判定しますが、生徒たちの話や情報を聞いていると、放課後や休みの日に、おやつのシェア、コンビニ前で談笑、ファミレスで楽しく・・・などのようです。今は我慢の時です。みんなで乗り切りましょう。